土。かかと。 | ひより軒・恋愛茶漬け

土。かかと。

高く飛ぶために

体を沈めて

息をすう。


届きたい何かが

見上げるその場所にあって。


助走をつけることを

知らないほど

幼いかかとが


くやしまぎれみたいに

何度も

地面を叩く。


 ー ひとりだったから。


見守ってくれる

誰かの視線を思った。


無意味な挑戦を

意味あるものにするほほえみ

存在しない報酬のかわりに

得られる何か


息があがり

汗ばみ

滑稽だろうその姿は

それでも少しも


 ー かわいそうじゃない、から。


闘っている。


そんな

がらんとした場所には

時々

誰もみたことがない光がさす。




先月、小説講座で

誉田哲也さんにお会いしました。


わたしは「ジウ」が好きなんですが

小説は結構ハードだし

どんな方かな、と思っていたら

若くて優しい感じの方でした。意外…。


格闘技が好きだとおっしゃっていたので

なんとなくわたしなりの闘いっぽいイメージで

書いてみました。


最近は小説も書きあぐねていて

(きっと書きたいことが欲張りすぎ)

ブログの更新がなかなかできず、すみません。


それでも

ブログに来てくださる方々、本当にありがとうございます。