しかえし | ひより軒・恋愛茶漬け

しかえし

怒りが

恥ずかしいことだと

知っているオトコは

大人なのだ。


そして

結局は


一番

子供っぽい

やり方で

恨みを晴らす。


ありきたりなオンナの

なにが怖いのだろう。


強さの裏の弱さ

明るさの裏の暗さ


隠そうとするしぐさで

さらされる傷が

オトコの優しさだけは

本物だと教えている。


オンナは知っていた。

だから

思っていた。


長い時間をかけて

覚えたやり方で

許すことで争いに

最後に勝ってしまったとしても


微笑みかけるだけで

ひるんでしまうようなオトコを

ふたたび

傷つけないようにしよう、と。




小説を書いていると

なかなか更新できなくてすみません。


今週、小説講座で矢作俊彦さんにお会いしました。

想像通りの素敵な方でした。

小説よりも映画のお話のほうが楽しそうでした。

もうちょっと早く知っていれば

シネマベーラの川島透映画祭も行ったのにな。


その前日は友人に誘われて

七里圭監督の「眠り姫」を観に行きました。

チラシに黒沢清監督の

コメントが載っていてちょっとびっくり。


すごくいい場面もたくさんあったけど

私の中では どうしても

黒沢清監督と比べてしまうのです。ちょっと残念です。


最近すこし煮詰まっていたのですが

いろいろなところへ行くと

いろいろな人がいて面白いですね。


誘ってくれる友人には

いつも感謝です。