こどもだまし | ひより軒・恋愛茶漬け

こどもだまし

だまされたのは

誰、だったのか。


その嘘には

やさしい微笑が

添えられていた。


 なんでも できるよ。

 わたしを

 見てくれるなら。


一番簡単なのは

何も知らないふり。


大人たちの

期待を裏切らないように


驚くことや

喜ぶこと


つい夢中になって

やり過ぎないように


はしゃぐことや

まとわりつくこと


 叱って。


 ねぇ、はやく

 それを教えて。


キャンディは

魔法の薬。


今だけの

薄い物語。


やがてくる現実が

痛くても

痛くなくても


だました過去を忘れて

だまされるヒトの

言葉にできない

快感が知りたい。


その

世界への

無防備な

信頼が持つ快感を。






ご無沙汰していました。


暑さからか

パソコンが動きませんでした。

(こどもたちが

夏休みで使いまくるのも一因かも)


長男にパソコンを買い

いろいろと

高速化をはかり

なんとかまともに動くようになってきました。


また

ペースを戻して書いていきたいです。