「あなたが教えてくれたこと」 | ひより軒・恋愛茶漬け

「あなたが教えてくれたこと」


「あなたが教えてくれたこと」

時計の替わりに
やかんの笛が鳴る。

くしゃくしゃの頭を掻きながら
あなたが のそりと起きてくる。
ドラマのありきたりなワンシーンと同じ。
最初から見慣れたような光景。

あたたかい御飯に
アサリの時雨煮をのせて
醤油とわさびを少し添えたら
熱いお湯をゆっくりと注ぐ。

あなたが教えてくれたこと。

おおきな方のどんぶりから
生まれたての湯気があがる。
強く香る、キッチン。

どんぶりを手のひらで包むようにして
まだ冷えているあなたの末端が
じんわりと暖まるのを眺め続ける。

大事な約束を急に思い出したように
顔をあげて
あなたが「おはよう」と言ってくれるまで。



 今日はとても嬉しいことがありました。
 いぜんHPでファンだった「ぢぃ」さんを
 アメブロで発見したんです。

 そしてもっと嬉しかったのは「ぢぃ」さんが
 読者になってくださったこと!
 う~、ちょっと緊張!

 グルメブログをお書きになっている
 「ぢぃ」さんが読者になってくださった記念に
 食べ物のことを今日は書きました。

 嬉しくて雨の中、町内3周!気持だけ!